はい、これが重力です
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今日のチーくんは、何だか楽しそうだったねー
あんまり幸せそうだったから「何があったのー?」ってあさあさに聞いてみたよー あさあさ「柊衝護?今週末に誰かと祭に行くとか言ってたな」 Σ(・▽・////)ぴこーん! 追記から垂れ流して行くよー!! ※注意!小説的なものが始まるよ! 待ちに待った祭の日。 適当な私服を着て待ち合わせの場所に向かう。 神社の近くの公園、そこで俺を待っているのは……… 「あーっ!センセー遅いっぺ!」 赤毛で、ピョコピョコ動くアホ毛の生えた男子。 「待たせて悪かったな、柊」 柊衝護、俺の可愛い教え子だ。 俺はこいつのクラス担任でもある。 何故その柊と祭に来ているのかって? それは、3日ほど前。 2年7組の教室内での事だった。 週末の祭の話で盛り上がる生徒たち。 その中に、輪に入れないでいる生徒が一人。 「ひーいらぎっ、お前は行かないのか?祭」 「うん?あぁ………行がね」 「なら、俺と行かないか?」 「センセーと?なーに言ってんだ、センセーがそげな暇人でねえ事ぐれぇ分がってるっぺよ」 ………けっこう本気だったのに。 悔しくなって、意地悪をする。 「国語3」 「あ?」 「お前の成績。来ないと下げるぞ?」 「っ!!」 少しやり過ぎたか。 もともと、こいつの成績表は国語と戦闘訓練が無ければ目も当てられない物だ。 柊は、泣き出しそうな目で俺を見る。 「それ………マジけ?」 「まぁまぁ」 「う゛ー………」 そこで柊は、俺と祭に行くことにしたのである。 とはいっても、地域の小規模な祭。 二時間もすると出店は回りきってしまった。 適当に、待ち合わせた公園のベンチに腰掛け話をする。 隣の柊が、言った。 「今日は……あ、ありがとうな。誘ってくれて………」 「ははは、いちいち礼を言うなんて、可愛いな柊は」 「センセー……その………」 柊が急に口ごもる。 「柊?どうしたん……」 「衝護」 「は?」 「……衝護って呼んで欲しい」 生徒にそんな事を言われたのは初めてだった。 まぁ、今日ぐらいは良いだろう。 「……衝護」 「センセー……」 「もっとこっちに来い」 「ん………」 傍にいる衝護を、そっと抱き寄せた。 暖かい。 このまま、時が止まってしまえば良いのに。 そう思った。 うひゃー! 楽しかったよー!! でもこれから夕飯の支度だからまたねー PR |
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